世界大恐慌時のイタリア・アドリア海を舞台に、
飛行艇を乗り回す、海賊ではなく(飛行艇なので「空賊」の物語。
第一次世界大戦後の動乱の時代に生きた、
夢を追い求める男達の生き様を描いています。
宮崎駿さんは、生家が航空機産業に関係したとのことで、
幼い頃から空を飛ぶことにあこがれていたそうです。
この作品は、宮崎駿さんの「自分の夢」として描かれた、珍しい作品。
ハードボイルド的な男臭さ、三角関係の描写など、
環境保全や反戦などを主題とした作品を作り続けた、
宮崎駿作品の中では異色の存在ですが、
「男の世界」がたっぷりと描かれており、
女性から見ても、
主人公「ポルコ・ロッソ」の生き方には魅力を感じます。
見た目ではなく、本質が大事。
主人公「ポルコ・ロッソ」を通じて訴えているのは、
そういうことなのではないでしょうか?
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